東京タクシードライバー

サラリーマンからタクシードライバーへ転身、日々のリアルな稼ぎ、効率のよい運行などを記録していきます。

地理試験 に物申す

おはようございます。


前回に引き続き、地理試験の攻略②をお送りいたします。



と思いましたが、その前に地理試験で覚えた知識など実際の営業で使えない

という話しをしておきます。それが次の攻略に繋がると考えるためです。




地理試験の知識は、超基本レベルで知っておくべきことはありますが

営業エリアが東京23区・武蔵野市・三鷹市となるため、試験内容は

エリア内全てが対象ととても広範囲になります。


ですが、(営業で実際に使える)知識の優先順位が考慮されていませんので

地理試験で仮に満点とれるレベルまで完璧に仕上げても、残念ながら

殆ど実戦で使えないものになっています。




例えば実際にタクシードライバーとなった後に、多くのドライバーは

(自身の営業エリアによりますがマジョリティーとして)

「連雀通り」や「柴又街道」を走ったり、「長島町交差点」「谷原交差点」を

通過することなど本当に少ないにも関わらず、何故か滅多に使わない名称も

記憶することを強要されます。


※「長島町交差点」: 環七 と葛西橋通り の交差
※「谷原交差点」 : 笹目通りと目白通り の交差



知識の優先順位がなく、ほぼ誰でも時間をかければ合格できる、そして

合格後に余り役に立たない試験であることが国家試験としていかがなものかと。



ドライバーを目指す多くの方が緊張と不安を抱えてデビューしますが


・それらの心理的負荷を少しでも軽減できる生きた知識を習得させること

・営業デビュー時に少しでも自信を持って「安全・確実・迅速」に

 お客様を送り届ける、ことに繋がる内容にすること


が必要ではないでしょうか。



タクシーは、お客様を目的地まで迅速にお送りすることですから


試験内容は、例えば山手線内を中心として

「A地点乗車、B地点までのルートを既述しなさい」

と問うことで

実地に即した地理勉強をするようになりますし

即座にルートを想起する練習になります。

復習することで複数のルートを並列に検討することにもなります。


これこそ生きた知識と応用力を備える学習ではないでしょうか。


入社した会社や専門の学校、試験用教材も全て実際のルートを

求めるものになりますので、デビューするまでの2ヶ月位で

相当な知識が身につき、また使える地理知識の習得方法をも

学べることになります。



課題は採点方法です。現在、マークシート方式で行っていますが、ルートを

問う記述式にしますと個別に採点者が必要になるためコストが掛かります。


ですが、旅客運送業で最も大事なことは「安全」です。

お客様の命を預かる仕事であるわけですから、道を知らないという

精神的不安がもたらす危険性よりも、少し試験料金の設定を上げてでも

「安全」を追求すべきだと思います。


事故、違反の件数が減少するような結果につながる試験への転換により

会社も個人も、結果としてコストは低くなると思いますし、何よりも

タクシー業界がお客様の信頼を得られるメリットの方が遥かに大きいと考えます。


是非とも関係者の方々には、改善のご検討をいただければと思います。


以上、現在の地理試験について感じていることを記載してみました。

地理試験 攻略①

今回は皆が苦労する地理試験について触れてみたいと思います。

前回も書きましたが、地理試験の知識は、東京地理のほんと概要です。



地理試験が何故行われるようになったのかはタクシーセンターで聞きましたが

2008年頃の規制緩和によりタクシー業界への参入が容易となり、タクシー台数とドライバーが

急激に増えてしまい、一言でいうと全く道を知らないドライバーだらけになったそうです。



お客さまより 「東京駅まで」 と言われて


「すみません、分かりませーん」というドライバーが本当にいたそうで

冗談のような話ですが、他にも

「東京タワーまで」 に対して  「分かりません・・」 と答えたドライバーに

「あそこに見えてるじゃねえか」 と怒るお客さまもいたようで。

※見えるけど、どうやって最短でいくのかが分からないというのも共感できますが^^;

結局タクシーセンターへのクレームだらけになったそうです。



そこで改善策として、タクシードライバーになるための必須条件として東京の基本的な

地理を習得することとし地理試験を設けた、との経緯があったとのことです。


※参考:地理試験が必要なエリア
•東京都 ・・・23区と武蔵野市、三鷹市(23区は、別名特別区とも言われています)
•神奈川県・・・横浜市、川崎市、横須賀市、三浦市
•大阪府 ・・・大阪市、池田市、箕面市、茨木市、高槻市、摂津市、島本町、豊中市、
        吹田市、東大阪市、八尾市、守口市、門真市、堺市、高石市、泉大津市、和泉市、忠岡町


では、地理試験に合格すれば営業でどのくらい使えるのかですが

確かに地理試験の知識はないより合った方がいいものの、実践で使えるレベルではありません。


久々に頭使ったー、という人が多く、試験が終わればどんどん忘れていきます。

地理試験で覚えたことでも実践ではまず使わないという情報もたくさんあります。


それよりも実践において覚えなければならないことが山のようにありますので

地理試験は机上の試験としてさっさと効率よく覚えることが大事です。



でもその地理試験の情報のなかで

実践のために確実に記憶すべきことと、試験のためだけに覚えておくことを最初から分けて

理解して学習することで、無駄な試験勉強にならないようにすることも大事だと思います。


次回は、重要な知識とそうでない知識を分けてみたいと思います。

タクシーという仕事について

もうすぐタクシーデビューです。

タクシー会社へ入社して40日、地理試験、2種免許、研修をこなしてきました。

いや、この年になってこれだけ詰め込むことになろうとは。

でも知識が増えていくのは面白い


タクシードライバーになるには、思ったよりも様々な勉強をこなすことが必要です。


タクシードライバーって誰でもなれると思っている人が多いと思いますが、

もしそう思ってドライバーになろうというのであれば考え直した方が良いかもしれません。


確かに、(誰でもというわけにはいきませんが)、ある程度希望すればなりやすい職業で

あることは正しいと思います。


ですが、タクシードライバーに求められる資質として

複雑な地理の習得(東京23区)

運転技術 (スムースな運行、視野の広さ、正確な車体感覚等)

判断力 (曜日、天候、時間、等を加味した最適なルート抽出、違反・事故回避)

感情コントロール

私生活での高い自己管理能力
(これ大事ですね、時間があるので遊んでしまい身体壊す人も多いです)

接客力(会社によりレベルが全然違う)  などが求められます。



それぞれの能力を少しづつ高めていく努力があって、はじめて営業収入(給料)があがる世界です。


でもその意識なくタクシードライバーになると

「お客さんには怒られるし、給与は少ないし、やってられんわー、」ってすぐに辞めてしまう人も多くいるのが現実です。


そのためタクシー業界は慢性的な人手不足で、採用基準もゆるく
 (大手は厳しくなってきてますが)

安易な応募 → とにかく採用 → 現実に直面し退職 → 人手不足 
                    → 求人だらけ  → 安易な応募

という悪循環が続いています。


まあ、業界イメージを上げていくしかないと思いますが、少なくとも東京大手タクシー会社は

より高い接客・接遇を提供できるようレベルの向上に力を入れていますので、時間はかかるかと

思いますが、少しづつ変わっていくだろうと感じているところです。


でも、運転が好きで、しっかり稼ぎ、時間を自己裁量で使え、お客さまに喜ばれたい、と思う方には

やり甲斐のある仕事であると思いますけど (^^)

タクシードライバーになりました!

大手企業を退職し、紆余曲折ありタクシードライバーへ。

2017年5月に4大タクシー会社に入社、50才からのチャレンジ。

地理試験、2種取得を経て、現在会社で研修中。


エリアは東京23区、武蔵野市、三鷹市。

家族も養わなならん、家のローンもまだまだある。

なので超真剣モードです。



地理試験も皆さん大変と仰いますし、実際に4,5回受ける方も相当数いますが

でも基本を抑えれば正直簡単です。

受験者が多かったので1週間ほど試験を受けられず、その間に模擬試験を30回以上やりましたが

 (もちろん全部違う内容)、全て合格点クリアしました。


試験時間は60分ですが、実際には10分位で出来ますので模擬で間違えたところだけ復習、それだけで

点数はより高く安定していき最後の方は38点~満点で (40点満点) 推移してました。

これは誰でもできます。


試験のために覚えることは結構多いので、メリハリをつけた学習が必要であること

学習すべき正しい順番で行うこと

記憶方法のちょっとしたヒント

これらを組み合わせれば短期間で合格できると思います。


それらの地理試験対策も今後書いていきたいと思います。


2種学科も一発です。こちらは判断に迷う問題もあり、少し自信がなかったのですが

どうにかクリアできました。

とにかく1日も早くデビューして稼ぎたい、という思いがエネルギーになってます。


地理試験の勉強もリアルでは殆ど使えないようですので、実践に通じる勉強にいかに早く移行するかが大切です。

まだデビュー前ですが、地理試験内容とは比較にならない即リアルで使えるレベルの勉強をしています。

地理試験合格後、デビューまでにいかに本当の知識を習得していくか、

習得した知識を実際に都内を走って確認しています。

とにかくお客様を乗せることを意識することです。

品川で乗せたら、牛込柳町とのご要望(と想定)、即座にルートを頭に思い浮かべる練習

その後に地図を見て確認したりより良いルートがないか検索したりしてます。



これから会社研修を受けて、来週より実際に走ることになります。

正直これまでの学習がどこまで通用するのかドキドキものですが、楽しみもあります。

どうなることやら。

とにかく安全運転、快適、迅速に運行できるよう頑張っていきます。